IoTデザインセンター
IoTプラットフォーム

温湿度・UVなど……8つの項目で「環境」を見える化

オムロン株式会社「環境センサー」
「環境センサー」は、7つのセンシングデバイスを内蔵し、それらをもとに温湿度・照度・騒音・UV・気圧など、8つの環境情報を確認できるデバイスです。
スマホアプリを用いて環境情報を手軽に可視化することができます。
ニフティの持つIoTプラットフォームやサービス企画のノウハウを活かし、要件定義からモック作成、アプリ開発までをご支援しました。

【本件で活かされたニフティのナレッジ】
・ISPサービス提供等で培ったネットワーク技術や、100を越えるWEBサービスをリリース/運用してきたノウハウを活かした要件定義/サービス企画
・国内最大級の会員規模をほこる@niftyサービスにて実施したユーザーヒアリング
・サーバー開発を一切不要にする「ニフティクラウド mobile backend」で、Internet側はお任せ
・要件定義からモック作成、スマートフォンアプリ開発までを一貫してニフティがご支援
IMG 温湿度・UVなど……8つの項目で「環境」を見える化

課題

・デバイスメーカーのため、インターネット通信側の知識がない
・サービスの企画力についてもノウハウ不足
・新規サービスのため、予算や納期もシビア

効果

予算と時間に成約がある中で「IoTデザインセンター」「IoTプラットフォーム」を活用して要件定義をご支援し、低コストに開発することで、左記の課題を解決した

INTERVIEW

オムロン株式会社の担当者のお二人に、今回のご相談の経緯および内容、感想について伺いました。
オムロン株式会社 事業開発本部 マイクロデバイス事業推進部 企画担当 柿谷さま、開発担当 上田さま(以下、敬称略)

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(左から、ニフティ株式会社 佐々木、三嶋、オムロン株式会社 上田さま、柿谷さま)

事業内容

本サービス開発の経緯は何ですか?

【柿谷】
オムロンは、センサ・スイッチなどの部品から自動改札機等の社会インフラまで、
様々な製品を提供しています。

一般のお客様には『体温計』商品でブランドを認知いただいていることが多いのですが、
オムロンにて開発しているセンサの中には、
気圧、揺れを計測できるものなど、実にさまざまな製品がございます。

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【上田】
これら製品のなかでも温湿度・照度・気圧・騒音・UVなどの情報を取得できるセンサを複合的に搭載し、
軽量・コンパクトにまとめたものが今回の「環境センサー」になります。

このセンサを元に、IoT分野において、
トライアルのレベルを脱した、もっと具体的な製品をリリースできないか、という話になりました。

そこで、センサ及び、センサが収集した各種環境情報を可視化できるスマートフォンアプリとをセットで提供し、
工場などの製造業以外の場でも広く活用いただけるようなIoT製品を、提供していきたいと考えました。

本サービス開発にあたっての課題は何でしたか?

【上田】
IoT分野での活用を考えた場合、まずは「環境センサー」で取得した情報を、
なにかしらの手段にてクラウド上へアップロードする必要があります。

昨今は誰でもスマートフォンを1台持っている時代ですから、
当然スマートフォンアプリとの連携によってこれを実現することにしました。

しかし、社内ではスマートフォンアプリの開発実績が少なく、スケジュールは急ぎながらも、
費用についても出来るだけ初期コストは抑えた形にて対応したいと考えていました。

【柿谷】
また、我々は直接コンシューマに対してサービスを提供する経験が乏しいため、
製品やアプリを作るうえでもエンドユーザーの顔が見えづらく、
「誰に」「どういったサービスを」提供すべきなのか、という企画段階から詰まってしまいました。

課題

・IoT製品開発にあたり、インターネット側への接続や、スマホアプリ開発の経験が乏しかった。
・最終的なエンドユーザーの像が見えづらかったため、企画・要件定義の段階で詰まってしまった。

相談の背景

IoTデザインセンターに相談してみようと思ったきっかけを教えてください。

【上田】
スマートフォンアプリ開発周辺のサービスについて調べていたところ、
「ニフティクラウド mobile backend」を見つけて、問い合わせ窓口に連絡しました。

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○ニフティクラウド mobile backend アプリ開発ご相談プログラム
http://mb.cloud.nifty.com/appdev.htm
※「ニフティクラウド mobile backend」はIoTプラットフォーム内の1サービスになります。

商談のなかで、「IoTデザインセンター」についてもご紹介いただき、大変興味を持ちました。

当プロジェクトは「スマートフォンアプリの開発」「モノからインターネットへのデータ転送」、
「最終的なエンドユーザーを意識したサービス企画」など、我々としてはあまり経験のない要素ばかりです。

この「環境センサー」の挑戦を、「IoTデザインセンター」でご支援いただくことで
より市場にマッチしたサービスになると考え、依頼することにしました。

■ニフティクラウド mobile backendとは?
スマートフォンアプリ特化型のクラウドサービス。無料から使えて、有償プランも月額3万円~の安心の価格帯。
初期開発コスト・運用コストを低減できることで、よりスピーディーで柔軟なアプリ開発・運用をサポートいたします!

http://mb.cloud.nifty.com/
【提供機能】会員管理・認証、SNS連携、データストア、ファイルストア、プッシュ通知、スクリプト

具体的な相談内容を教えてください。

【柿谷】
まず、環境センサーを最終的に利用するエンドユーザーが、どんな機能を求めているのか、
スマートフォンアプリはどういった形で提供すべきなのか、というところを徹底的にご相談しました。

「環境センサー」はIoTサービスを提供したい事業者様にご利用いただく形を想定しておりますが、
エンドユーザーは、企業内などに限らず、コンシューマも想定しています。
しかし我々はコンシューマに直接触れることが少なく、そういったサービス企画のノウハウが乏しい状況にありました。

そんななか、相談内容やサービス企画が固まっていない初期段階から、
様々なフレームワークを用いてわれわれの意見、方向性を分かりやすく整理していただきました。

アイデアレベルだった部分を、マーケティングやプロモーション戦略まで包括した「サービス企画」にまで昇華していただき、
かつそれらの企画をカスタマージャーニーマップや、チラシ素案などによって、分かりやすく表現していただきました。

また、ターゲットの絞込みに関しては、各種@niftyサービスにおける会員規模を利用して、
スピーディーにユーザーの生の声をアンケートによって収集いただき、企画に活かすことができました。

初めてばかりの取り組みにおいて、本開発の前の段階にて実際に動く「モック」を確認できたのは非常に良かったです。
社内での認識あわせも円滑に実施できました。

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<企画段階にてご提案したアイデアデザイン・コンセプトデザインなど>

【上田】
また、納品いただいた要件定義書・モックのほうが大変クオリティが高かったため、
設計・開発についても継続してニフティ社へお願いすることと致しました。

また、IoTプラットフォームの一つである「ニフティクラウド mobile backend」を活用することで、
インターネットへの接続をサーバー開発なしで実現することができました。

【柿谷】
サービスのコンセプトや内容から、IoTの「I」の部分まで、
企画・開発・プロモーションまで、一貫して総合的にご支援いただきました。

ニフティIoTデザインセンターの支援について

ニフティIoTデザインセンターを利用してみての感想をお聞かせください。

【上田】
高性能でコンパクトなセンサデバイスを開発する高度な技術力は、我々の強みです。
長年、メーカー様をはじめとした様々な法人のお客様にご利用いただいてきた実績もありますが、
今回は「IoTサービス」「エンドユーザーを意識した要件定義」「スマホアプリの開発」など、様々な障壁がありました。

【柿谷】
そういった障害を乗り越えるにあたり、「IoTデザインセンター」より企画面・開発面にてご支援をいただけ、
「ニフティクラウド mobile backend」を活用して低コストに事業化を進められたことで、
プロジェクトとしても強力に推進することができたと考えています。

■IoTデザインセンターを利用してのメリット
・ゼロベースの企画段階から、スピーディーで充実の企画支援。
・@niftyサービスの顧客基盤活用
・手に取って理解できる「モック」で、社内での認識齟齬も解消。
・IoTプラットフォーム「ニフティクラウド mobile backend」の活用により、スマホアプリのサーバー開発を一切不要で実現

【柿谷】
我々のセンサデバイスを、一般の人々が一人一台持ち、そのデータが続々とクラウドに集まり、
結果、各種情報のレコメンドなど様々な『価値』をユーザーに届られるというのが、
まさに我々の目指すInternet-of-things(IoT)の世界観になります。

データがクラウド上に集約化されれば、それは日本中の環境情報が集まることを意味します。
まずは「環境センサー」をご利用いただき、周りの環境についてユーザー自身に知っていただいたうえで、
更に、生活を支え、お役にたてるような次の価値提供(ビジネス)を目指していく考えです。

ニフティの「IoTデザインセンター」の皆様とはこの世界観に強く賛同しあい、
「IoTプラットフォーム」も活用しながら、まさに未来につながるIoTサービスを生み出すことができました。

これからニフティIoTデザインセンターに相談してみようという企業の担当者にお伝えいただけることはありますか?

【柿谷】
IoTデザインセンターでは、0からのご相談でも、非常に親身にお付き合いいただけます。
自社のみでは難しかったチャレンジを強力に支援していただきました。

【上田】
ニフティクラウド mobile backendのアプリ開発プログラムを用いたことで、
企画から開発まで、一貫してお願いすることができ、IoTの「Internet側」の部分をすべてお任せすることができました。
かつ、初期コストも下がったことで企画も通しやすくなりました。

【柿谷】
ニフティ社の持つC向けサービス展開のノウハウ、コンシューマ向けの顧客接点やアセット、IoTプラットフォームに
興味があるようでしたら、是非まずは問い合わせすることをお勧めします。

《IoTデザインセンターへのご相談は無料です! まずはお問い合わせください》

最後に

「環境センサー」についてはこちらをご覧ください。
http://www.omron.co.jp/ecb/products/sensor/special/environmentsensor/